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コンビニおにぎり「ふっくら」しているワケコンビニ探偵! 調査報告書(2/4 ページ)

コンビニの主力商品の1つでもある「おにぎり」。寒い時期になると、あたためて食べる人もいるだろう。今回は、日本のソウルフードであるおにぎりについて調査してみた。

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おにぎりのフィルムは大きく分けて2種類

 実は、一部の商品を除き、おにぎりのフィルムはレンジアップ用ではない。下の画像は、筆者がセブン-イレブンで購入した2つのおにぎりだ。


セブン-イレブンの「旨味熟成紅しゃけ」(左)と「せいろ蒸し赤飯おこわ」(右)

 ご覧の通り、右の赤飯おこわには「あたためてさらにおいしい」と明記されている。つまり、あたためてもいい商品設計になっているのだ。

 一方、左の紅しゃけのおにぎりにはそれがない。しかし「書かれていないからあたためてはいけない」というわけでもない。ちょっとレンジであたためたからといってフィルムが溶けてしまうようなことはないが、あたためることを前提としていないので「おにぎりあたためますか?」と聞くのは、ちょっとおかしいとも言える。

 また、冬場になると、お客さんから「熱めにあたためて」と頼まれることがある。注意してほしいのは、コンビニのレンジは家庭用のレンジと違ってパワーが大きいので、あたため過ぎるとフィルムが損壊、商品にも悪い影響を与える可能性があることは覚えておいたほうがいいだろう。

 もちろん、赤飯おこわのようにレンジであたためることを前提とした商品もある。その場合は、加熱時間の目安が記載されているので確認しよう。


「赤飯おこわおむすび」には、レンジ加熱時間の目安が記載されている

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