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映画『デスノート』脚本家 今だから語る秘話前作との違いは(5/5 ページ)

最新映画『デスノート Light up the NEW World』が注目されている。作品の中で、脚本家の真野勝成氏はどのような点にこだわったのか。普段あまりメディアで語ることのない真野氏が、本作について脚本家目線で語ってくれた。

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原作に敬意をもってつくった


(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

山田: 「DEATH NOTE」のように、オリジナルからいろいろなメディアに時間を経ながら派生していく大人気コンテンツは、時代が流れにもマッチしていく、ということですね。完成したものを最初に見た感想はどうでしたか?

真野: 3人(三島、竜崎、紫苑)のカッコよさに感動しましたね。自分は自分の書いたセリフが大好きなので(笑)。それを旬の役者さんに演じてもらえるのは、本当に幸せなことです。三島も竜崎も紫苑も10年前のデスノート事件、夜神月やLの影響を濃密に受けていて、相当に切ない物語を背負っています。セリフで説明されていない彼らの闇の奥まで演じきった3人の若き名優たちの熱演を楽しんでいただければと思います。

山田: 最後に、この作品は、原作ファンや映画ファンなどここまで幅広くファンの心をつかんでいるだけあって、今回の続編映画に対してもさまざまな意見が飛び交っています。評価するものもあれば、否定的な意見もある。

真野: とにかく関係者全員が、原作に敬意をもってつくったということは間違いないです。

山田: 鑑賞後にああだこうだと意見を交わすのも、映画を楽しむ醍醐味のひとつ。いろんな意見があって当然ですからね。これからも活躍を期待しております。



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