ニュース
「日本ベンチャー大賞」 最優秀賞はサイバーダイン:内閣総理大臣賞を授与
政府は「日本ベンチャー大賞」で、CYBERDYNE(サイバーダイン)に「内閣総理大臣賞」を授与した。
政府は2月20日、社会的インパクトのある新事業を創造したベンチャー企業などをたたえる「日本ベンチャー大賞」(経産省などが主催)で、装着型ロボットの開発を手掛けるCYBERDYNE(サイバーダイン)に「内閣総理大臣賞」を授与した。
サイバーダインは2004年に筑波大学発ベンチャーとして設立。身体障害者の歩行支援や介護スタッフの作業負担を軽減する装着型ロボット「HAL」の開発・販売を行っている。2014には東証マザーズで上場を果たした。
同社の山海嘉之社長は「社会が直面する課題解決のための革新技術を創り出し、挑戦し続けてきた当社にとって大きな励みになる」とコメントした。
関連記事
- ロボット普及のカギは「まず使って試すこと」
日本空港ビルデングとハウステンボスがサービスロボットの活用事例について語った。 - 医療・介護施設の巡回をロボットで 人手不足解消狙い
豊橋技術科学大学は医療・介護支援ロボット「Lucia」(ルチア)を披露した。介護施設や病院での夜間巡回や、歩行訓練(リハビリ)を支援する。 - ロボット推進事業関係者が語る、「介護ロボット」が普及しない理由
近年深刻化する介護業界の人手不足を解決すると大きな注目を集めるのが「介護ロボット」だ。しかし、その期待とは裏腹に介護現場ではロボットの導入が進んでいない実情がある。 - NECプラットフォームズ、サービスロボット「パペロ」を披露
NECプラットフォームズは「ロボデックス」でサービスロボット「PaPeRo i」(以下、パペロ)を披露した。受付対応や見守りサービスでの需要が高いという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.