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開発7年「卵かけご飯に合う卵」、東日本で先行発売:特許取得の飼料で生産
JA全農たまごが「卵かけご飯に合う卵」を7年の歳月をかけて開発。特許取得の飼料配合で生産している。消費者からは「これはもうおかず」といった感想も。
JA全農たまごは7月1日、卵かけご飯に合う卵「とくたま」を東日本で先行発売した。JA全農と共同で特許を取得した飼料で生産した、黄身のコクや粘り気、色が強い卵で、「最もおいしい卵かけご飯ができる卵」を目指し7年かけて開発したという。希望小売価格は6個入りパックで218円(税別)。
ニワトリに20種類の飼料をそれぞれ与え、生まれた卵をテスト。その結果、糖蜜・魚粉・米油の3種類を選び出し、さらに117人による審査で、より卵かけご飯に合った卵が生まれる比率にたどりついたという。この飼料配合は、「生食用鶏卵の生産方法」として特許も取得した。
消費者アンケートでは、「黄身の部分がとてもねっとりしていてコクと甘みがあり、食べた後に長く余韻が残る」「これはもう立派なおかず」といった感想が寄せられたという。
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