日産自動車は7月24日、ミニバン「エルグランド」のブレーキマスターシリンダに不具合があり、ブレーキが利かなくなるおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象は、2014年10月1日〜17年2月15日に製造された1万4935台。
ブレーキマスターシリンダのピストン部のシール形状が不適切なため、ブレーキペダルを踏んだ際にシールが捲(めく)れる場合があるという。その際はシール部からブレーキ液が漏れて警告灯が点灯し、ブレーキの利きが弱まって制動距離が長くなる危険性があるとしている。
これまでに24件の不具合が発覚しているが、事故は起きていないという。
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