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KDDI、メールのドメイン名を「au.com」に変更「ezweb.ne.jp」から

KDDIと沖縄セルラーが、電子メールサービスのドメイン名を「ezweb.ne.jp」から「au.com」に変更すると発表。ブランド戦略の一環という。【更新】

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 KDDIと沖縄セルラーは8月22日、電子メールサービスのドメイン名を、2018年4月をめどに「ezweb.ne.jp」から「au.com」に変更すると発表した。ブランド名を冠することで、サービスをよりシンプルで分かりやすくする狙い。

 「EZweb」は、auブランドのインターネット接続サービスの総称。「ezweb.ne.jp」ドメインでのメールサービスは、旧DDIセルラーグループが1999年にサービス開始後、20年弱にわたって使用され続けていた。

 「au.com」は、18年4月以降に新規アドレスを取得したユーザーと、アドレスを変更したユーザーに提供する。現在「ezweb.ne.jp」ドメインを利用中で変更を希望しないユーザーは、18年4月以降も現行のアドレスを引き続き利用可能だ。

 法人顧客には、新ドメイン「biz.au.com」を提供する。法人向けの新ドメインは、18年4月以降に新規契約を結んだ顧客企業に付与する方針。現行の「biz.ezweb.ne.jp」を利用している企業に対しては、同月以降に新ドメインに変更できる制度の導入を検討しているが、「詳細は未定。決まり次第発表する」(広報担当者)という。

 【更新:2017年8月22日午後7時30分 KDDIへの取材に基づき追記しました。】

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新ドメイン提供の仕組み

メールアプリもリニューアル

 また、メールサービスの利便性向上を目的に、電子メール用のアプリもリニューアルする。「auメールアプリ」として、17年秋冬モデル以降のAndroidスマートフォン・タブレットに搭載していくという。

 新アプリは、電話帳に登録している連絡先からのメールのみ表示する機能や、メールを送信者ごとに分類できる機能を持ち、メールの抽出条件をユーザーが柔軟に設定できる点が特徴。

 受信から90日が経過したメールを「# 90日以前の受信メール」という別の受信ボックスに移動させ、一定期間(30日、60日、90日)経過後に自動で「ゴミ箱」に送る機能など、古いメールの処理機能も充実させた。

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新アプリのイメージ

 KDDIはアプリを刷新する理由を「『重要なメールを簡単に見つけたい』『必要なメールを整理したい』などのユーザーの声に答えるため」としている。

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