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逆求人サービス「OfferBox」に“博士向け”新サイト登場:キャリアの選択肢広げる
就活サイト「OfferBox」を運営するi-plugが、博士号を持つ人材に特化した就活サイト「OfferBox Ph.D.」を開設。
就活サイト「OfferBox」を運営するi-plugは8月31日、博士号を持つ人材に特化した就活サイト「OfferBox Ph.D.」を開設した。大学院で博士号を取得した人材のうち、大学教員として正規雇用される人は約9.4%と“狭き門”となっているため、博士人材にビジネス方面の選択肢を提示して活躍の場を広げる狙いがある。
OfferBoxは、企業の採用担当者が求職者のプロフィールを確認し、興味を持った人に選考へのエントリーを打診できる“逆求人サイト”。
博士人材向けの新サイトでは、求職者は研究内容のほか、論文や学会発表の実績などを含むプロフィールを作成できる。採用担当者は専門分野ごとに人材を検索し、自社のニーズに合った専門性を持つ人にオファーすることが可能だ。
近年の新卒採用では売り手市場が続いており、高い専門性を持つ理系人材の獲得に苦しむ企業が増えているという。i-plugはこうした企業の利用を見込んでおり、2017年度は企業100社、博士人材500人の登録を目指す。
企業側の利用料は年間44〜68万円。求職者側の利用料は無料。
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