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京王電鉄、新型車両5000系の「導入記念乗車券」発売:16年ぶり導入、9月29日から運転
京王電鉄が、新型車両「5000系」の導入を記念した乗車券を発売する。4枚1組で、2017年12月31日まで使用可能。新宿駅や調布駅など、京王線の一部の駅で販売する。
京王電鉄は9月6日、16年ぶりとなる新型車両「5000系」の導入を記念した乗車券「5000系運行開始記念乗車券」を5000セット限定で発売すると発表した。
5000系のデザインをあしらった4種類の乗車券に、デザインコンセプトや特徴の解説を掲載した専用台紙が付属する。価格は1000円(税込)。
9月17日に京王線の多摩動物公園駅と若葉台改札前の特設売場で先行販売し、9月18日〜12月31日にかけて新宿駅、調布駅、府中駅、高幡不動駅、京王多摩センター駅で通常販売する。
有効区間はそれぞれ(1)新宿駅から380円区間、(2)高幡不動駅から280円区間、(3)若葉台駅から210円区間、(4)多摩動物公園駅から130円区間――となる。有効期限は2017年12月31日まで。
5000系は、9月29日から通常列車として運行開始予定。18年春からは座席指定列車としても運行する予定だ。クロスシートとロングシートの両方に転換できる座席を搭載し、運行形態に応じて内装を転換できる点が特徴。電源コンセント、無料Wi-Fi、空気清浄機などの設備も充実しているという。
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