マンション販売の長谷工アーベストはこのほど、2017年の「住みたい街(駅)ランキング」を発表した。首都圏での1位は吉祥寺で、04年の調査開始以来13年連続で首位の座を守った(08年は調査を実施せず)。
吉祥寺に住みたい理由は「大きな公園が近くにあり、緑があって自然を感じられる」「学生が住んでいるので、活気があって街を歩くだけで楽しい」――などが挙がった。
2位以降は武蔵小杉、横浜、自由が丘・恵比寿(同率)、品川、大宮、浦和・北千住(同率)、新宿・池袋(同率)――と続いた。
16年の調査では浦和は19位、北千住は29位にとどまっていたが、今回は大きく順位を上げて初のトップ10入りを果たした。恵比寿(9位→4位)、池袋(16位→10位)もランクアップしていた。
浦和には「最近は大宮ばかり注目されてきたが、浦和駅の再開発によって変わりそう」、北千住に対しては「都心へのアクセスが便利で物価も安い。テレビでも住みやすいと紹介されている」――といった声が集まった。
長谷工アーベストは「大規模開発、商業施設の開業、交通の便の向上などによって変化がみられる街や、メディア露出が増えた街の人気が高まる傾向がある」と分析している。
調査は7月1〜17日にかけてアンケートメール形式で実施し、2886件の有効回答があった。
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