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買い取りアプリ「CASH」、最低買い取り金額を1000円に:「メルカリNOW」に対抗
買い取りアプリ「CASH」を運営するバンクが、出品物の最低買い取り金額を1000円に設定したと発表。
品物を買い取って現金化できるアプリ「CASH」を運営するバンクは11月27日、出品物の最低買い取り金額を1000円に設定したと発表した。一部の評価の低いユーザー以外は、ガジェット類、衣類、小物類――など、どのようなアイテムを出品した場合でも1000円以上で査定する。
CASHのユーザーはスマートフォンのカメラで出品物を撮影すると、数秒以内に査定金額の提示が受けられる。承諾した場合は、現金をコンビニ受け取りや銀行振り込みで入手できる仕組みだ。
27日にフリマアプリ運営のメルカリが即時買い取りサービスに参入し、「メルカリNOW」をスタート。先行するCASHは最低買い取り金額を設定することで対抗する。
CASHは不要なアイテムをスピーディーに現金化できる点が注目を集め、今年6月末のリリース後に想定を上回る量の査定依頼が殺到。開始後約16時間でサービスをいったん停止していた。不正な取引を防ぐためのユーザー評価制度などを追加し、8月末に再開した。
その後も「事業として順調に推移」し、11月21日にDMM.comが約70億円で買収。DMM.comは「サービス基盤や人材、資本などを活用し、圧倒的な拡大成長を目指す」と発表していた。
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