全日空(ANA)は2018年4月1日から、国内線の機内無線LAN(Wi-Fi)サービス「ANA Wi-Fi Service」を無料化する。現在は40分当たり550円の「40分プラン」、1050円の「フルフライトプラン」を提供している(価格はともに税込)。競合の日本航空(JAL)は、17年6月に国内線の機内Wi-Fiを無料化している。
無料Wi-Fiを提供する機体は、米Boeingの777、787、767、737-800型機と、仏Airbusの321型機。
Wi-Fi経由で視聴できるコンテンツも来年4月1日から拡充する予定で、「逃げるは恥だが役に立つ」「ドラえもん」「松本家の休日」――といった人気ドラマ・アニメ・バラエティーなど100種類以上のコンテンツに対応するという。
19年下半期以降には、B777、B787の座席にシートモニター、USB充電ポート、PC用電源の設置も進め、国内線の機内サービスをより充実させる計画だ。
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