ニュース
年内で閉園のスぺワ、星に「SPACE WORLD」と命名:”伏線”回収に感動の声も
スペースワールドが、おうし座方向にある恒星の命名権を15日付けで取得し、「SPACE WORLD」と名付けたことを明らかにした。
宇宙がテーマの遊園地「スペースワールド」(北九州市)を運営するジャパンパーク&リゾートは12月27日、おうし座方向にある恒星の命名権を15日付けで取得し、「SPACE WORLD」と名付けたことを明らかにした。同園は31日に閉園し、27年の歴史に幕を閉じることが決まっている。
命名権は、豪州の「スプリングブルック天文台」から取得。名付けたのはおうし座付近に白く輝く小さな星で、地球から417光年離れているという。
同園は「『SPACE WORLD』という名は永久に登録・保存されることになりました。12月31日に閉園しますが、スペースワールドの物語は、おうし座の方角に浮かぶ小さな星で続きます」としている。
スペースワールドは命名権取得を発表する前から、「またいつか、別の星で、会いましょう」と題したポスターで閉演を告知。歌手の中ノ森文子さんが歌う“最後のCMソング”「さよなら遊園地」の歌詞にも「スペースワールドの物語は、また別の星で、永遠に続いてゆくのです」とのフレーズが使われている。
こうした巧みな演出に対して、Twitter上では「まさか伏線だったとは」「感動した」「涙が出た」といった反響が相次いでいる。
動画が取得できませんでした
関連記事
- JAL、宇宙旅行の実現目指す ベンチャーに出資
JALが、宇宙ベンチャーのispaceと資本・業務提携したと発表した。探査機の運行・整備のノウハウを提供する。共同での宇宙旅行ビジネスも視野に入れている。 - 宇宙旅行事業にサウジアラビアが10億ドル投資した理由
つい先日、Virgin Groupの宇宙事業会社に対して、サウジアラビアの政府系ファンドが10億ドル出資するという発表があった。いよいよ有人の初フライトが近づいてきたようだ。 - USJに新アトラクション「マリカー」登場 20年完成
USJが、任天堂のレーシングゲーム「マリオカート」を再現したライドアトラクションを2020年までに開発すると発表。 - ディズニーランドで大規模開発 「美女と野獣」など新設
オリエンタルランドが、東京ディズニーランドの大規模な改装事業を開始。750億円を投資して「美女と野獣」エリアなどを新設する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.