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ソニー、体感型おもちゃ「toio」発売を再延期 生産体制に不備部品の問題は解決

ソニーが、体感型おもちゃ「toio(トイオ)」の発売を再延期すると発表。発売日は後日改めて告知する。生産体制に問題が発覚し、高品質な商品を量産できないため。

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 ソニーは1月25日、2017年6月に発表した体感型おもちゃ「toio(トイオ)」の発売を再延期すると発表した。発売日は後日改めて告知する。理由は「中国の協力工場の生産体制に問題が発覚し、高品質な商品を量産できないため」(広報・CSR部)という。今後改善策を検討するとしている。

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ソニーの「toio」

 当初、発売日は17年12月1日の予定だったが、その後18年1月に延期していた。「当時は部品に問題があった。こちらの不備は解決している」(同)という。

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toioの商品ページ。販売を2度延期した旨が記載されている

 toioは(1)遠隔操作可能な小型ロボット「toioコアキューブ」、(2)ハンドル型コントローラー「toioリング」、(3)両者をつなげる制御装置「toioコンソール」――の3点から構成される。

 toioコアキューブは、センサー、モーター、車輪を搭載。toioリングのボタンを押したり回したりすることで、感覚的に操作できる点が特徴だ。toioコンソールに別売りのゲームソフトを差し込むことで、toioコアキューブの動き方を変化させることも可能。

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「toio」各パーツの名称

 小学校低学年(6〜7歳)が対象で、ソニーの新規事業創出プログラムの一環で開発。実売予想価格は約2万円。

 キューブで対戦ゲームやパズルができる「トイオ・コレクション」、紙細工とキューブを組み合わせ、生き物のように操れる「工作生物 ゲズンロイド」――のゲームタイトル2作品(実売予想価格約4〜5000円)の発売も延期する。

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「トイオ・コレクション」で遊ぶイメージ

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