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パルコ、川崎駅前に新商業施設「川崎ゼロゲート」開業へ 19年秋:ガラス張りで“にぎわい”創出
パルコが2019年初秋をめどに、川崎市に新たな商業施設「川崎ゼロゲート(仮称)」をオープンする。JR川崎駅前に建設中のビルを1棟借りする予定だが、テナント構成などは未定。ビルの外壁に計約100メートルのガラスを使用し、ガラス張りとする計画。
パルコは4月9日、2019年初秋をめどに、川崎市に新たな商業施設「川崎ゼロゲート(仮称)」をオープンすると発表した。JR川崎駅前の「大通り」「新川通り」「チッタ通り」に面するエリアに建設中のビルを1棟借り。
ビルの外壁に計約100メートルのガラスを配置し、ガラス張りとする計画。各テナントのファサード(正面の外観)の視認性を高めて「街歩きの楽しさや、さらなるエリアのにぎわい創出に貢献する」としている。テナント構成などは未定。
計画によると、同ビルは地上2階建て。敷地面積は約2300平方メートル、延べ床面積は3400平方メートル。所有元は川崎市内の不動産会社で、パルコはすでに賃貸借契約を締結済み。
パルコは17〜21年度に未出店エリアの開拓を進め、新たな商業拠点を増やす中期経営計画を掲げている。17年には、松坂屋上野店南館(東京都台東区)の跡地に建てられた商業ビル「上野フロンティアタワー」に、ビジネスパーソン向けの商業施設「PARCO_ya(パルコヤ)」を出店している。
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