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DMM.com、株式会社から「合同会社」に移行:上場観測を一蹴する形に
DMM.comは4月24日、会社形態を現在の株式会社から、5月25日付けで「合同会社」に変更すると発表した。「会社運営の簡素化や効率化を図るため」(広報部)と説明している。
DMM.comは4月24日、会社形態を現在の株式会社から、5月25日付けで「合同会社」に変更すると発表した。「会社運営の簡素化や効率化を図るため」(広報部)と説明している。
商号は「合同会社DMM.com」になる。
また、システム開発事業を手掛けるDMM.comラボを6月1日付で吸収合併する。営業を担当しているDMM.comと、開発を担当しているDMM.comラボを一体化することで、よりスピード感を持って業務に取り組める体制を整えていくためとしている。
同社は今年3月に成人向け事業を分社化。その際に新規株式公開(IPO)に向けた準備という観測が浮上していたが、合同会社では上場申請を行えないため、憶測を一蹴する形になった。
合同会社(LLC)は、2006年に設けられた新しい法人形態。株式会社と比べると会社運営・経営の柔軟度が高く、決算公告が不要などといったメリットがある。IT業界では、アマゾンジャパンやアップルジャパンなども株式会社から合同会社に移行している。
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