ニュース
安室ちゃん涙「25年やってきてよかった」 沖縄県民栄誉賞:故郷を語る
歌手の安室奈美恵さんが沖縄県民栄誉賞を受賞。表彰式では涙を拭う場面もあり、引退までの間、「一生懸命活動していこうと思う」とファンに約束した。
沖縄県民栄誉賞を受賞した歌手の安室奈美恵さん(40)は表彰式で「すごく緊張しています」と喜びを語った。涙を拭う場面もあり、「(9月16日の引退までの間)一生懸命活動していこうと思う」と沖縄のファンに約束した。
翁長雄志知事は安室さんを「多数輩出されている沖縄出身の歌手やタレントの草分け」として評価し「2000年の九州・沖縄サミットでは、各国首脳の前でイメージソング(NEVER END)を披露する大役を務めていただいた」とねぎらった。
安室さんは「私にお手伝いできることはやっぱり歌うこと。あの場所で歌わせてもらい、本当にうれしく思う」と感慨深げに振り返った。
声援を送ってきた沖縄のファンに対して「一人でも多くの人が笑顔になり、元気を出してくださったなら、25年間やって来てよかったと思う」と感謝した。
安室さんから見た沖縄は「優しい場所でもあり、ただただ、自分に厳しい場所でもある。帰って来るたび初心に戻してくれる、自分にとって落ち着ける場所」と話し、「(沖縄について)一人でも多くに興味を持ってもらい、好きになってもらったならいいなと思う」と故郷への愛着を表した。
県は安室さんの注目度の高さから安全面を考慮し、表彰式開催を事前に公表しなかった。翁長知事は「県民の皆様には一緒にお祝いする機会を設けられず大変申し訳ありませんでした」とコメントした。
関連記事
- 紅白歌合戦で39度の高熱、この失敗が仕事の意識を変えた
20年以上もプロとしてステージに立ち続けてきたMAXのLINAさん。さまざまな仕事の中で経験したこと、学んだことなどをこの新連載でビジネスパーソンに伝えていきます。 - 女子アナから働き方を変えた前田有紀さんがいま伝えたいこと
テレビ朝日のアナウンサーとして活躍した前田有紀さんは、入社10年という区切りの年に退社。そこからフラワーやガーデニングの世界に飛び込んだ。彼女自身の歩みを振り返りながら、いま、そしてこれからをじっくりと語ってくれた。 - 辛くても諦めず 「キャプテン翼」高橋陽一さんの漫画家人生
日本のサッカー界に大きな影響を与えた少年漫画「キャプテン翼」。作品のテーマである、諦めずに夢を追い続けることは、作者である高橋陽一さんの漫画家人生そのものである。 - 「仕事は与えられるものではない」――私の行動を変えたある事件
MAXとしてデビューしてから順調に活動を続けていた私たちに、ある日突然、事件が起きました。それまで仕事は自然とやって来るものでしたが、その価値観が180度変わってしまったのです……。 - 沖縄で急成長「やっぱりステーキ」全国へ 売上100億円目指す
沖縄の格安ステーキ店「やっぱりステーキ」が急拡大中だ。FC制を導入して昨年は県外へも展開。出店を加速させて20年度までに100億円を目指すという。
Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.