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三井住友銀行、磁気不良カードをATMで自動修復:自動的に判断
三井住友銀行は、キャッシュカードの磁気不良をATM(約5700台)で自動修復するサービスを7月11日に始めた。
三井住友銀行は、キャッシュカードの磁気不良をATM(約5700台)で自動修復するサービスを7月11日に始めた。ATMで特定の取引を行うと、ATMが磁気不良の修復が必要かを判断し、自動で修復を行う。
対象取引は「残高照会」と「引き出し」。修復にかかる時間はおよそ10〜20秒で、残高照会などの取引待ち時間内に修復を行う。修復完了後もそのままキャッシュカードを利用することが可能だ。
現時点で同サービスの対象となるカードは、ICキャッシュカード、生体認証ICキャッシュカード、(旧)ICキャッシュカードの3種類。SMBCデビット一体型キャッシュカードとクレジット一体型キャッシュカードは2019年度以降に対応予定。
これまではキャッシュカードが磁気不良を起こした場合、カードの再発行をする必要があった。店頭で手続きをする場合は即日、インターネット上で手続きを進める場合は7〜10日ほど時間を要した。
三井住友銀行は「ATMが勝手に磁気不良を修復してくれるので非常に便利。店頭に並ぶ機会も減るだろう」(広報担当者)と、顧客の利便性向上につながると強調。銀行側のメリットについては、「多少は事務負担削減につながるかもしれない」とするも、大幅に改善されるほどではないという。
同サービス導入にかかったコストなどについては非公表とした。
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