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暮らしに新風! AIとビッグデータ分析を実装した今どきのエアコン事情猛暑の夏は終わるも(2/3 ページ)

記録的な猛暑だった今夏はエアコンの販売に大きな弾みがつき、年間出荷台数は過去2番目の規模となる920万台が見込まれている。そうした中、来年を見据えて早くも各社がエアコンの新製品を相次いで発表している。その特徴とは……?

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エアコンつけっぱなしで気軽に外出も?

 パナソニックの新製品で注目しておきたいのは、ビッグデータに対応した最初のエアコンであるという点だ。

ビッグデータに対応
ビッグデータに対応

 ウェザーニューズは、市町村単位で予測した、花粉およびPM2.5の飛散予測データを毎朝提供。これをもとにエオリアAIが機密性、換気、窓の開閉といった住宅環境や利用環境に合わせて、一日の中で空気が汚れるタイミングを予測し、空気清浄機能を稼働させる。

 「室外にはPM2.5が高い水準で飛散しており、これが増えると室内も同様に飛散レベルが高まる。中には、室内でありながらも、環境省が定めた『健康を保護する上で維持されことが望ましい基準』を上回る水準等になる場合すらある。室外のPM2.5が、室内にも侵入しているのは明らかなので、ウェザーニューズが提供する室外のデータを、室内の空気質を高めるデータとしても活用できる」(白土事業部長)

 しかも、エオリアAIの住宅環境の判定機能は、毎日、学習しながら、補正しているため、使えば使うだけ精度が向上することになるという。

 さらに、ウェザーニューズのデータは、新たに搭載した「つけっぱなし判定」にも活用される。

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