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100歳以上の高齢者、人口10万人当たりで最も多い都道府県は?:全国には6万9785人
100歳以上の高齢者は全国に6万9785人いることが厚労省の調査で分かった。48年連続で過去最多を更新中だ。
「人生100年時代」と言われる中、100歳以上の高齢者は2018年9月1日時点で全国に6万9785人いることが厚生労働省の調査で分かった。1970年から48年連続で過去最多を更新中だ。
100歳以上の高齢者数は、老人福祉法が制定された1963年には全国で153人だったが、81年に1000人を超え、98年に1万人を突破した。さらに加速してこの20年間で6.86倍も増えた。現在の6万9785人のうち女性は約88%に上る。
国内最高高齢者は、男性が北海道足寄町在住の野中正造(まさぞう)さんで113歳、女性は福岡県福岡市在住の田中カ子(かね)さんで115歳。長寿の秘けつについて、野中さんは「温泉と、自分のペースを守って暮らすこと」、田中さんは「おいしいものを食べ、計算などの勉強をすること」だとコメントしている。
都道府県別に見ると、人口10万人当たりで100歳以上の高齢者が最も多いのは、島根県で101.02人。次いで鳥取県(97.88人)、高知県(96.50人)、鹿児島県(95.76人)、香川県(84.59人)だった。一方で、最も少ないのは埼玉県で32.90人だった。
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