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無印良品が銀座の新店で「脱プラ」を本格化 買い物袋以外にアレも紙製に:世界旗艦店のオープンにあわせて検討中(2/2 ページ)
無印良品を展開する良品計画が脱プラの動きを加速させる方向で検討している。具体的には、2019年4月にオープンする世界旗艦店「無印良品 銀座」で紙製の買い物袋を原則的に提供する。また、同店では雑貨を吊り下げるフック資材も紙製のものに変える予定だという。
世界的に広がる脱プラの動き
現在、世界的に脱プラの動きが加速している。例えば、米コーヒーチェーン大手スターバックスは、2020年までに世界中の店舗でプラ製ストローの使用をやめると発表している。また、国内に目を転じるとすかいらーくホルディングス(HD)が2020年までに国内外の店舗でプラ製ストローの使用を廃止する方針を発表している。さらに、ITmedia ビジネスオンラインが過去に行った取材では、JALや日本マクドナルドが「脱プラについて検討している」と回答している。
ただ、プラスチック製品全体の中で見ると、使い捨てストローの消費量はわずかである。現在、その深刻さが指摘されている環境汚染を抜本的に解決するためには、小売業でも脱プラの取り組みを進めることが欠かせない。
11月13日、H&Mジャパンはプラ製のレジ袋を紙製に変えて有料にすると発表している。今回の無印良品の取り組みが広がれば、他の小売りチェーンにも大きな影響を与えるとみられる。
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