ニュース
懐かしい! 「ご当地パン」約120種類が大集合 “地元の人しか知らない”味に出会う:池袋・東武百貨店に集結(2/4 ページ)
東武百貨店池袋本店で開催中の「第3回 IKEBUKURO パン祭」(11月14〜20日)で、懐かしい気持ちになる「全国ご当地パン」コーナー。地元のスーパーなどに行かないと出会えない袋パン約120種類が集結している。
老舗パン屋の懐かしい味
メロンパン(広島県呉市)
「メロンパン」はお店の名前。看板商品の名前でもある。とはいっても、全国的にイメージされるようなメロンパンではない。ラグビーボール型で、中には自家製カスタードクリームがぎっしりと詰まっている。手に持ってみると、かなりずっしりとした重みがあった。
ニシカワパン(兵庫県加古川市)
創業70年の老舗パン屋さん。今回の会場では、「ピーナツパター」「白あん入りメロンパン」「にしかわフラワー」などを販売している。特に、素朴な味のピーナツバターの人気が高いという。担当者は「商品によって焼き加減に多少の差があるのが良い。手作りならでは」と推す。
たいようパン(山形県高畠町)
給食のパンも製造する、地元の老舗パン屋。看板商品の「ベタチョコ」は“ソウルフード”だという。パッケージには「東京オリンピック(昭和39年)から愛されるおいしさ」とある。縦に切って開いたコッペパンに、バタークリームを塗り、その上からチョコレートを大胆に塗っている。パンを開いたまま食べても、閉じて食べてもおいしい。
大山牧場(香川県さぬき市)
地元の牧場が手掛ける「うしおじのクリームパン」が大ヒットしている。希少糖を使用したシロップが入ったしっとりとした生地に、ジャージーミルクを使った手作りカスタードクリームが詰まっている。洋菓子のようなぜいたく感がありながら、「甘すぎず、さっぱりとしている」(担当者)
関連記事
- 5万人を引き寄せる「パン祭り」を生んだ、まちづくりへの思い
2日間で5万人が訪れた「世田谷パン祭り」。全国のパン屋のパンを買うために、最大1時間半待ちの行列もできた。人気イベントはどのように生まれ、なぜ多くの人を引き付けるのか。仕掛け人に聞いた。 - なぜドンクのフランスパンは、年240万本も売れているのか
神戸生まれのベーカリー「ドンク」のフランスパンが、売れに売れている。発売してから50年以上も経っているのに、なぜいまでも多くの人に愛されているのか。その秘密を取材したところ……。 - コカ・コーラの「地域限定ボトル」が急増している理由
コカ・コーラの「地域限定ボトル」が外国人観光客などの人気を集めている。観光名所などをデザインしたパッケージで、26種類まで増えた。一気に広がったのはなぜか。担当者に開発の裏側を聞いた。 - 47都道府県のポテチが売れている、開発の狙いは?
カルビーは各都道府県ならではの味を再現したポテトチップスを発売した。観光客向けのお土産ではなく、地元の住民に向けてつくったという味は、普段ポテトチップス売場に足を運ばない人たちが買っているという。誕生の裏側に迫ってみた。 - コメダが“コッペパン”に注力し始めた理由
コメダ、ドトールがコッペパン専門業態に進出。幅広い層に支持されており、ヒットしている。大手コーヒーチェーンがコッペパンに力を入れる狙いとは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.