親友の結婚式が近いのに、金欠で祝儀代がない……こんな時、あなたはどうする?:「祝儀代を減らす」などの珍解答も
親友の結婚式が近いのに、どうしても祝儀代を捻出できない場合、人々はどうするのか。債務整理に関する情報Webサイトを運営するグリーンライトが調査した。現実的な回答から珍解答まで、さまざまな意見が集まった。
大切な友人の結婚式が近いのに、生活が苦しく、どうしても祝儀代を捻出できない――。こんな状況に陥った時、人々はどうするのか? 債務整理に関する情報Webサイトを運営するグリーンライト(千葉県八千代市)が調査した結果、1位は「友人や親族、会社などに借りる」(47.8%)だった。
同社は「通常利息がほとんどかからないため、賢明な回答だが、友人からの借り入れを頻繁に繰り返すと大切な友人を失いかねない。何かお礼をすることも大切だ」としている。
2位は「ゲームやCD、本などを(中古店やオークションで)売る」(17.0%)。同社は「眠っている在庫を処分することで目の前の問題をクリアできるなら、すぐにやるべきだ。だが、簡単に数万円を用意するのは難しいため、他の方法との“合わせ技”を検討してもいいだろう」とコメント。
「現金化に時間差はあるが、『BOOKOFF』で売るよりも『ヤフオク!』や『メルカリ』に出品したほうが手元に残るお金が大きくなる」と提言している。
3位は「キャッシングする」(16.3%)。「できれば避けたい選択肢だが、どうしても仲の良い友達の結婚式には出たい! という場合は仕方がない。ただ、必ずその時に必要な金額だけを借り入れて、月の収支を計算し直して返済の見通しを考えるように」としている。
4位は「結婚式を欠席する」(6.4%)。「クレバーな選択肢だが、仲が良い友達の結婚式なのに大丈夫なのか。なかなかよい順位で驚いた」としている。
5位以下は「仕事を探す、増やす」(3.3%)、「定期預金を解約する」(2.3%)、「株を売る、生命保険の貸付を利用する」(1.6%)――と続いた。
このほか「2次会から参加する」という現実的な回答や、「パチンコや競馬で祝儀代を稼ぐ」「祝儀代を減らす」「祝儀袋の中にギフト券を入れる」「クレジットカードで買った商品を売って現金化する」といった“珍回答”も集まった。
同社は「ギャンブルはやめるべき。緊急時にお金がない時は、友人や親族など無利子の借入先から借りるか、所有していて現金化できるものを全て売るの2択だ。それでも足りない場合は、その出費自体を諦めることも考えてみては」と結論付けている。
調査は2018年11月18〜20日にかけてインターネット上で実施。607人から回答を得た。
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