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自販機で横須賀を観光案内 ダイドー:まずは5台設置
ダイドードリンコが自動販売機を活用した観光案内サービスを開始。横須賀市の観光スポットの紹介と現地までの案内地図を表示した自販機を5台設置した。
ダイドードリンコが自動販売機を活用した観光案内サービスを開始した。神奈川県横須賀市の観光スポットの紹介と現地までの案内地図を表示した自販機を市内に5台設置し、地域活性化を図る。
従来から同社の自販機は住所表示ステッカーを貼付しており、それを応用して観光スポットを紹介する。今回紹介するのは、観音崎周辺、観音崎公園、浦賀燈明堂、東叶神社、西叶神社。
これまでも同社では自販機が置いてある地域のPR情報などを個別に表示していたことはあったが、特定エリアで複数の自販機が観光情報を発信するのは初めてだという。地元住民や観光客などの反響が良ければ、「設置台数を増やしたり、横須賀以外のエリアに横展開したりする可能性もある」(同社広報)という。
今回の取り組みは同社の社内アイデアコンテスト「DyDo チャレンジアワード2017」(応募総数52件)で入賞したもの。横須賀エリアの営業担当者が地域活性化を目的に発案した。
横須賀市の観光客数は、ここ数年は800万人前後で推移していて、2016年は825万639人だった。
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