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食べ合わせで味が変わる? マルコメが“不思議”なカップスープを発売:新領域へのチャレンジ
マルコメが「たまねぎみそクリームスープ」を開発した。ローソンで3月19日から先行発売する。パンとおにぎりでは、違う味わいになるという。
マルコメはみそ風味の濃厚なスープ「たまねぎみそクリームスープ」(148円、税込)を3月19日から全国のローソンで先行発売する。
同商品はみそとクリームをあわせた濃厚でコクのあるスープに、具材としてフライドオニオンを加えたカップスープだ。ローソンでは、「パンと一緒に食べるとポタージュのように感じられるだけでなく、おにぎりと一緒に食べるとみそ汁のような味わいが感じられる。食べ合わせ次第でさまざまな味わいが楽しめるスープ」だとアピールしている。
若手を起用して新領域を開拓
マルコメはみそ以外にも、冷や汁の素や甘酒などを販売している。しかし、今回のようにカップに入ったすぐ飲めるスープを開発するのは珍しい。どのような背景があるのだろうか。
マルコメの広報担当者によると、過去にパンと合うみそスープをフレッシュネスバーガーとコラボして開発したことがあるという。今回の新商品は、ローソンを担当している入社2年目の社員が、日頃自分が飲みたいと考えているスープを開発したいと考え、商品化にこぎつけた。マルコメにとっては、若手のアイデアを生かして新領域の商品にチャレンジする意図がある。
現時点ではローソンで先行発売すること以外は決まっていないというが、たまねぎみそクリームスープはどれほどの支持を得られるだろうか。
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