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20卒採用も「売り手市場」続く 「内々定辞退対策」も加速採用枠を増やす企業も(2/2 ページ)

マイナビが2020年新卒採用に対する企業の意識や動向をまとめた調査結果を発表した。採用活動は前年よりも前倒し傾向で、売り手市場が続く。

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スケジュールは前倒し傾向

 採用活動を行う期間は60.2%の企業で前年と同期間となる予定だが、エントリーシートの結果通知や適性検査・筆記試験を始める時期のピークが3月上旬に早まるなど、スケジュールは前倒し傾向にある。面接の開始を「早める」と答えた企業も全体の30.5%と3割を超えた。

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活動期間について(=マイナビ調べ)
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エントリーシートの結果通知などのピークは前倒しに(同上)

「内々定辞退」の対策は?

 内々定出しを始めるピークは前年同様4月だが、2〜3月に内々定を出す企業も増えている。スケジュールの前倒しに合わせて、内々定辞退の対策に早期から取り組む企業も増えており、具体的な対策として「懇親会」(75.1%)、「誓約書の提出」(50.1%)、「定期的なメール連絡」(39.5%)、「人事との面談」(36.5%)などが上がった。

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内々定辞退の対策として実施予定のもの(=マイナビ調べ)

 調査は2019年2月13日から3月6日に、新卒採用実績のある国内企業を対象に実施。1541社から回答を得た。

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