ニュース
「テスラModel 3」日本上陸 スマホ的自動車は何をもたらすか?:普及価格帯の勝算(3/7 ページ)
電気自動車メーカーのテスラが国内のサポート体制を強化する。国内で4カ所目となるサービス拠点を東京東雲に開設し、夏から秋という普及価格帯のModel 3の販売に備える。まさに動くスマホとでもいえるModel 3の様子も紹介する。
窓のロックでさえ、タブレット操作。ちなみにライト操作やワイパーもタブレットだ。ライトはオートライト、オートハイビームが基本で、ワイパーもオートが基本のため、このようなユーザーインタフェースでもあまり不便がない(ハイビーム切り替えはハンドル左のウィンカーレバーでも行える)
テスラ自慢のオートパイロットの設定。Model Sまではハンドルコラムにオートパイロット専用操作レバーがあったが、Model 3ではハンドル右のシフトレバーを使う。P、R、N、Dという並びだが、Dより下に2回押し込むとオンになる仕様だという
関連記事
- テスラModel 3試乗 これはドライバーの理想ではなく、テスラの理想
日本に2台しかないModel 3を試乗。ガジェット的な数々の仕掛けはひとまずおいておき、500万円オーバーのクルマとして冷静にみた場合にどうなのかをまとめてみる。また、自動運転の味付けにはメーカーの考え方がよく現れる。テスラの場合、ドライバーの理想ではなく、テスラの理想がクルマを走らせるのだ。 - テスラModel 3をどう評価すべきか?
テスラは既存の自動車産業をおとしめ、フェアでない批判を繰り返してきた。ただしコロンブスの卵的発想でプレミアムEV市場を作り出し、EVのイメージを変えた功績は認めざるを得ない。そのテスラの正念場がModel 3だ。プレミアムEVメーカーから脱却し、量産EVメーカーになれるかどうかはModel 3の成否にかかっている。 - テスラの自動運転は本当に“使える”のか?
米Teslaの最量販モデルである「モデルS」に乗る機会があった。徹底した自動化とパワー、そして自動運転技術。体験してみるとカルチャーショックというのがぴったりの時間だった。 - テスラは未来のクルマか?
世界的なカリスマ経営者、イーロン・マスク率いる米テスラが新型「モデル3」を発表した。既に予約が殺到し「電気自動車がメインストリームになった日」というが、果たしてそうだろうか? - 自制なきオンデマンドとテスラの事故
テスラの自動運転による死亡事故が大きな物議を醸している。これを機に、今一度、テスラという会社のクルマ作りについて考えてみたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.