2015年7月27日以前の記事
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コンビニ悩ます「後ろから取る客」の存在 値引きだけでは限界が解決策はあるのか(2/2 ページ)

新しい商品を買うために棚の後ろから取るお客がいる。悪気はないのだが、食品ロスを生む原因の1つになっている。ローソンの新しい食品ロス対策は成果を出せるだろうか。

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お客への意識改革につながるか

 もちろん、新しい商品から取っていく行為が悪いというわけではない。例えば、朝に購入したおにぎりを夜に食べたいと考えているお客が、食中毒のリスクを避けるため、消費期限を確認するのは仕方のないことだ。

 ただ、いつものクセでなんとなく棚の奥に手を突っ込んでしまうようなお客は、今回のキャンペーンを目にして食品ロスに対する意識が高まるかもしれない。キャンペーン期間中、おにぎりや弁当を並べる棚にはこのプログラムを告知するポップが展開される。そのポップを目にすることで、「子どもの支援のためならば……」と購買行動が変わるかもしれない。

 ローソンの実験は、食品ロスを減らすことにどれだけ寄与できるだろうか。

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「Another Choice」の仕組み
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