ニュース
「スパイスの融合体」という新境地 ロイヤルホストが37年目のカレーフェアで到達:新しいチャレンジの内容は?(2/2 ページ)
37年目を迎えるロイヤルホストの夏のカレーフェア。今回のコンセプトは「スパイスの融合体」だという。記者発表会で実際に食べてみた。
カレーで毎年チャレンジしてきた
ロイヤルホストは1983年からカレーフェアを毎年開催している。当初は、日本の家庭でよく食べられるような英国風のカレーライスを提供してきたが、チェンマイビーフカレー、マハラジャカレー、焼きエビドライカレー、アロハカレーといった個性的な商品を次々と展開してきた。1990年にはタイカレーを提供したが、“先進的”すぎてあまり売れなかったこともあったという。
今回、スパイスを前面に出すという同社の取り組みは顧客に支持されるだろうか。
関連記事
- 「どさん子ラーメン」は今…… 急成長から衰退までの経緯と復活のシナリオに迫る
札幌みそラーメンの“伝道師”として急成長した「どさん子ラーメン」。かつては1000店以上を展開していたが、マネされるのも早かった。“衰退”したと思われている一方で、復活に向けた動きもある。 - 家賃が200万円もするのにスタバがもうかる理由
スタバは大都市の一等地に多くの店舗を構えている。1杯数百円のコーヒーを販売しており、店に長居するお客も多い。家賃が200万円以上するような場所でも利益が出せる秘密とは? - 戦う相手が強すぎて衰退した東京チカラめし
急速に店舗数を増やして大いに注目された東京チカラめし。しかし、衰退するのも早かった。理由として「店舗の急拡大にオペレーションが追い付かなかった」「店舗の清掃が行き届いていなかった」などが挙げられるが、本当にそれだけが原因なのだろうか? - スシローの進化についていけなかったかっぱ寿司
かつて業界をリードする立場だったかっぱ寿司が、競合他社に次々と追い抜かれている。逆転を許してしまった背景にはいったい何があるのだろうか。 - 「回転しない寿司」路線から6年 元気寿司が思い知った“意外な効果”
大手すしチェーンの元気寿司が「脱・回転」路線を打ち出している。回転レーンをやめて、注文された商品のみを特急レーンで提供。国内の152店のうち122店を「脱・回転」させた結果、思わぬ効果が生まれた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.