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スシローが次世代型店舗オープン 効率化目指す“すごい”テクノロジーの全容に迫る:その全貌を明らかにする(2/4 ページ)
スシローがテクノロジーを駆使した次世代型店舗をオープンする。作業の効率化と客の満足度向上の両立を狙う。どのようなテクノロジーが導入されているのか?
スタッフの負担を軽減する仕組みは?
次にスタッフの負担を軽減する仕組みを紹介しよう。
(5): キッチン内オートウェイター
これまで、キッチン内ではスタッフが注文された商品をつくった後、遠くのレーンまで移動するケースがあった。無駄な移動時間が発生していたため、スシローでは「横移動の問題」と呼んでいる。新たに導入されるキッチン内オートウェイターでは、スタッフは目の前のレーンに流すだけで済む。キッチン内を移動する際に寿司が崩れるリスクも減る。さらに、商品の提供時間が短縮される。
ドリンクもキッチンからレーンで客のテーブルまで届けることで、ホーススタッフの負担軽減も狙っている。
(6): 作業効率を最適化した効率的なレイアウト
新型店舗では、キッチン内のレイアウトも見直した。移動時間が短くなるなど、作業効率が従来より高まっているという。また、自動軍艦ロボ、オートフライヤー、自動皿洗浄マシン、自動皿仕分け機などの設備も積極的に活用していく。
導入は店舗によって使い分ける
こういった次世代型店舗に導入されているさまざま機械や店舗レイアウトは、他の店舗にどのように横展開されていくのだろうか。スシローは、人材不足が深刻な店舗には「フルスペック」で導入する。また、やや人材不足という状態では、部分的に導入するという。
次世代型店舗の取り組みが成功すれば、スシローは人件費の浮いた分をサービスやネタの充実に振り分けられる。大手回転寿司チェーンで同様の動きはますます広がっていきそうだ。
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