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”損するローソン”も? 10月以降のキャッシュレス還元で:増えるかキャッシュレス決済(2/2 ページ)
ローソンが消費増税に向けた施策を発表。クレジットカード「ローソンPontaプラス」のポイント還元を倍増し、2%の即時還元も実施。しかし、店舗によっては還元率が変わる可能性も?
店舗によっては還元率の違いも?
なお10月からは、クレジットカードの施策以外にも、2%の「即時還元」を行う。10月から経済産業省が「キャッシュレス消費者還元事業」を実施し、コンビニでは2%のポイント還元が行われるが、ポイントではなく実質的な値引きをすることで、客足を引き留める狙いだ。これにより、クレジットカードでのポイント還元と合わせると6%が還元される。なお、消費者還元事業については「対象となる店舗で現在申請中」(担当者)とのことだが、直営店などの一部対象外となる店舗については「対応を検討中」と答えるにとどまった。対応策によっては、店舗によって還元率が異なる結果もあり得るとし、「ローソン内格差」が生まれることもありそうだ。
レシートに「軽」マーク
レシート上でも増税に対応する。軽減税率対象の商品には、価格の右に「軽」と記載することで、お客にわかるようにする。また、キャッシュレス決済時には還元施策の欄を作り、対象額や還元額を明記する。加えて、どの商品が軽減税率の対象かわかりやすいように、値札にも変更を加える。「¥」の左に、軽減税率の対象であれば「軽」、対象外であれば「■」を記入する。値札は増税前日の9月30日に一斉に切り替える予定だ。
なお、店舗でのオペレーションについてはレジシステムを改修。軽減税率の対象商品については、「イートインで食べる」との申し出があった場合、10%に変更する仕組みとした。9月上旬に各店舗へマニュアルを配布し、事前の周知を図る。
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