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紙製容器を使った弁当が登場 特殊な材質で商品化へ ナチュラルローソン:プラ削減を狙う
ナチュラルローソンが紙製容器を使った弁当を販売する。ローソン全体としては初の試み。プラ削減を狙う。
ナチュラルローソンは、11月5日に紙製容器を使った「玉子焼と山椒香る牛肉のお弁当」(税込599円、以下同)を発売する。電子レンジであたためずに常温で食べるタイプの弁当では初めての試みとなる。
紙製容器は、耐水・耐油性が低いので、これまでは常温弁当には使ってこなかった。しかし、容器の外側に汚れがつきにくい材質を使い、製造・配送のテストを何度も実施することで、商品化にこぎつけた。
紙製容器を使用することで、プラスチック製の弁当容器とくらべ、1個当たりのプラスチック使用量を約7割(18グラム程度)削減できるという。
ナチュラルローソンは首都圏を中心に142店舗展開(2019年9月末時点)しており、女性ユーザーが7割を占める。
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