2019年にメルカリ内で検索回数が急増した「トレンドワード」トップ10が発表 出品人気はアイドルや新元号に集中:アイドル関連が話題に
2019年、メルカリ内でトレンドとなったものが発表。18年と比較すると、トップ10には食品関連が増えた。出品ワードマップにはアイドルや新元号が目立った。新元号に関しては、発表後に検索数や出品数が激増したという。
メルカリは12月3日、2019年にメルカリ内で検索されたワードのうち、18年と比較して検索回数が急上昇したもののランキング「メルカリトレンドワード2019」と、出品する際に使用された特徴的なワードをまとめた「出品ワードマップ2019」を発表した。
メルカリトレンドワードは、19年1月1日〜11月11日までに検索されたワードが対象。1位には、スマートフォンの「Galaxy S10」がランクイン。同機種は5月に発売し、携帯キャリア各社のプロモーションによって認知度が拡大することで、検索数が急上昇した。また、10位までにランクインしたもののうち、2つを「ゲーム」が占めた。今まで中古ショップに行っていた層も、メルカリへのシフトが進んでいそうだ。また、18年のトレンドワードと比較すると、お菓子に関するグッズやオマケといった食品関連のワードが増えている傾向にある。
出品ワードマップ2019では、「けやき坂46」からグループ名を変更した「日向坂46」や日韓合同アイドルグループ「IZ*ONE」、乃木坂46の楽曲『帰り道は遠回りしたくなる』などアイドルに関するワードが目立つ。
新元号「令和」も「令和元年」とともに大きく表示。ユーザー起点で「令和記念セール」と称した出品が出るなど、メルカリ内でも大きく話題となったようだ。メルカリによると、新元号の発表後1時間で「令和」を含んだ出品件数は300件以上、検索回数も約5000回を数えたという。
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