調査リポート
部下が褒めてほしいのは「成果」より「努力」 今の時代、上司が使うべき褒め言葉とは?:月に1回以上は褒めてほしい人、多数
上司が知っておくべき「褒め」の知識に関する調査結果が発表。使うべき言葉と褒めるべきポイントとは? 社会人300人を対象に調査を行った。
アルバイト、パート求人情報サイト「バイトル」を運営するディップは1月27日、「社会人300人に聞いた、上司のためのほめる技術調査」の結果を発表した。社会人が上司に言ってほしい“お褒めの言葉”や、褒めてほしいポイントが明らかになった。
「上司にどのくらいほめられたら満足か」については、「月に1回」が最も多かった。全体のおよそ3割が回答した。「週に1〜3回」「1日に1回」などを合計すると、「月に1回以上は褒めてほしい」と考えている人は53.2%にのぼった。
上司に褒めてほしいポイントを聞いた質問では、「自分の努力」が最も多く、全体の2割以上が回答した。2位以下は「自分の成果」「自分の個性」「自分の仕事の進め方」「自分の性格」と続く。生産性を高めるために、無駄な残業よりも成果を重んじる社会へと変化しつつあるが、まだまだ「成果」よりも「努力」を評価してほしい人は多いようだ。
上司に使ってほしい褒め言葉のトップには「さすがだね」が挙がった(105票)。2位以下は「がんばったね」(97票)、「安心して任せられるね」(96票)、「仕事が速いね」(94票)、「仕事が正確だね」(94票)が並んだ。上位に集まったものを見ると、普段から信頼されていることを感じるような言葉が人気なようだ。
調査は2019年12月、全国の企業に勤める22〜65歳男女300人を対象にインターネット上で行った。
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