マスコミ業界の「仕事にやりがいを感じる企業ランキング」サイバーエージェント、NHKを抑えての1位は?:能力開発・スキル向上支援にも積極的
「仕事のやりがい」評価の平均値が高い順にランキングした「マスコミ業界の“仕事にやりがいを感じる企業”ランキング」。2位「サイバーエージェント」、3位「NHK」、4位「ベネッセコーポレーション」、5位「ドワンゴ」と続いた。1位になったのは?
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、マスコミ業界に属する企業を選出し、キャリコネユーザーによる「仕事のやりがい」評価の平均値が高い順にランキングした「マスコミ業界の“仕事にやりがいを感じる企業”ランキング」を発表した。
1位になったのは、「じゃらん」「ホットペッパー」「ゼクシィ」など多数のメディアを持つ「リクルートホールディングス」だった。ついで、2位「サイバーエージェント」、3位「NHK」、4位「ベネッセコーポレーション」、5位「ドワンゴ」と続いた。
リクルートは1960年に大学生向けの求人広告を扱う広告代理店として創業した。現在はホールディングス化し、分社化やM&Aなどによりグループ企業も多数ある。(1)「Indeed」を主軸としたHRテクノロジー、(2)HRテクノロジー以外のHR事業や住宅・結婚情報メディアなどを扱うメディア&ソリューション、(3)国内外の派遣事業を扱う人材派遣の3軸を中心に幅広く事業展開している。
同社は目標実現のための「Will Can Mustシート」の提出や、報酬決定のベースとなる「ミッショングレード制」、社内事業に自由に応募できる「キャリアウェブ制度」など、キャリア開発支援に注力している。ロジカルシンキングやマーケティングなど自分の志向に合った講座に任意で申し込める選択型研修プログラムなど、能力開発・スキル向上支援にも積極的に取り組む。
ダイバーシティー推進にも注力
また、グループ全体でダイバーシティー推進にも注力している。フレックスタイム制の導入のほか、上限日数がなく、全従業員が対象のリモートワークを実施し話題を集めた。全国約185カ所(2018年時点)にのぼるサテライトオフィスの活用など、先進的な取り組みにも積極的。これらの姿勢が評価され、14年には「ダイバーシティ経営企業100選」に選定された。
キャリコネの口コミには、「新しい企画にチャレンジできる環境がある。自ら機会を創り出し機会によって自らを変えよという言葉を大切にし、積極的に仕掛ける人間が評価をされる。多くのお客さまとの接点の中で、厳しさもあるが、面白さにも溢(あふ)れている」(企画営業/40代前半男性/年収850万円/2013年度)など、仕事のやりがいを創出する社風を評価する声が寄せられている。
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