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社内報の名前は「月刊はらわた」 ドンキ運営会社のPPIHが「幹部への文句」をそのまま掲載する理由求める人材像にもマッチ(3/3 ページ)

ドン・キホーテなどを運営するPPIHが社内コミュニケーションを強化。社内報の「月刊はらわた」を活用している。従業員から寄せられた幹部に対する文句も掲載している。

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記者会見で何度も「はらわた」の名前が出た

 PPIHの新中長期経営戦略「Passion 2030」では、2030年に売上高3兆円、営業利益2000億円を達成するとしている。この目標を達成するには、従業員の意思統一が欠かせない。社内コミュニケーションを促進するためのツールとして月刊はらわたは位置付けられている。それは、2月6日の記者会見の場で、何度も「はらわた」の名前が出たことからも明らかだろう。

 「戦術や戦略を語る前にまずはファイターであれ」「企業の体質が戦い続ける組織」――吉田社長はPPIHが重視している理念や企業文化をこのように表現した。こういった独自の文化を全従業員と共有することができるか。


創業者の理念を記した『安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生』(文藝春秋刊)
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