調査リポート
転職者が増えているのは? 20代前半で3.82倍
リクルートキャリアは2月19日、「転職市場の動向データ」をまとめ、その内容を発表した。転職決定者数をみると、20代が増加していて……。
リクルートキャリアは2月19日、「転職市場の動向データ」をまとめ、その内容を発表した。同社の転職支援サービスを利用していた人の転職決定者数(2018年度)をみると、09年度〜13年度の平均人数を1としたとき、20代の転職は2.43倍に増加していることが明らかに。特に、20代前半の増加率は著しく、3.82倍にも達した。
20代前半で社会人経験1年未満の人を採用した企業は、どのくらい存在しているのか。「採用実績がある」と答えたのは78.1%。
「第二新卒」といえば、これまで社会人経験3年以内を指す意味で使われていることが多かったが、人事担当者はどのように考えているのだろうか。第二新卒の定義を聞いたところ「25歳まで」(23.4%)が最も多く、次いで「30歳まで」(21.3%)、「26歳」(11.2%)、「28歳」(10.7%)と続いた。
インターネットを使った調査で、人事担当者732人と転職経験者(直近1年以内)1056人が回答した。調査期間は2019年9月25日から27日まで。
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