2015年7月27日以前の記事
検索
連載

橋下徹が語る新時代の働き方「自分の価値を高め続けられない人は“淘汰”される」橋下徹“異端”の仕事術【7】(5/5 ページ)

大阪府庁、大阪市庁という巨大組織を率いたリーダー、橋下徹の仕事術をお届けする。組織を変革し、停滞の一途をたどっていた大阪を、圧倒的な実行力で立て直してきた橋下の働き方についての考え方に迫る。第7回目は、これからの時代の働き方について、橋下に持論を語ってもらった。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

合わないと思ったら切ればいい

 特に20代や30代のうちは、やってみて自分に合わないなと思ったり、何か違うなと思ったりしたら、それは切ればいい。いくらでも方向転換すればいいのです。自分の軸をどうするか、自分の強みのうち、どれが主でどれが従かなんて考えず、その場の環境において、興味を持ったこと、チャンスを得たことは、迷わず果敢にチャレンジすればいい。

 「とりあえずやってみるか」というくらいの気軽さ、フットワークの軽さが大切です。頭の中であーでもない、こーでもないと考えるよりも「行動」です。頭の中で考えるだけではチャンスは永遠につかめません。チャンスをつかむには行動するしかなく、行動の数が多ければ多いほど、多くのチャンスに出くわす確率は高くなる、というわけです。

 チャンスをつかめるかどうかは単なる確率の話であって、能力は二の次です。皆さんには、「自分には能力がない」とイジイジするのではなく、あらゆることにチャレンジすることによってチャンスをつかむ確率を上げてほしいですね。

phot
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る