調査リポート
女性の平均残業時間はどのくらい? 意外にも理想は「ゼロ時間」でなかった:女の転職type調べ(2/2 ページ)
キャリアデザインセンターが女性の残業に関する調査結果を発表。調査の中で「理想の残業時間」を聞いたところ、「0時間」がトップではなかった。いったいなぜなのか。担当者はいくつかの理由を挙げる。
直近1年間で、残業を減らす取り組みはあった?
2019年4月には大企業に対して、罰則付きの残業時間規制が設けられた。20年4月からは中小企業へも対象が及ぶ。そこで、「あなたの会社では直近1年間に残業時間を減らす取り組みはあった?」と聞いたところ、「なかった」という答えが最も多かった(42.9%)。
一方、「あった」(32.8%)と答えた人に具体的な取り組み事例を聞いたところ、「上司自ら残業をしない方針をとり、部下が退勤しやすい環境を作った」「残業時間の多い人は社内掲示板に掲載されるようになった」などが挙がった。
調査期間は20年1月14〜24日、「女の転職type」の会員758人に対し、インターネット上で実施した。
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