ニュース
かっぱ寿司が新型コロナウイルス対策を発表 ライバルのはま寿司と同じ方式を採用:原則タッチパネルでの注文に対応
かっぱ寿司が新型コロナ対策を発表。回転レーンで自由に商品を取る方式を中止。ライバルのはま寿司も同様の対処をしている。
大手回転寿司チェーン「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトは3月4日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた対応策を発表した。
かっぱ寿司では原則として、回転レーン上にある商品をお客が自由に取る方式を中止。タッチパネルでの注文のみに対応する。ただ、店舗の都合により、回転レーン上にある商品を取る方式を採用しないといけない場合には、専用のふたをして提供する。一方、回転レーンが存在せず、注文された商品だけを出すタイプの店舗では、提供方法に変更はない。
商品の提供方法の変更についてカッパ・クリエイトは「準備が整い次第、順次各店舗で変更させていただきます」としている。
大手回転寿司チェーン「はま寿司」では、3月3日から全店でお客がタッチパネルで注文した商品だけを提供すると発表している。
関連記事
- スシローの進化についていけなかったかっぱ寿司
かつて業界をリードする立場だったかっぱ寿司が、競合他社に次々と追い抜かれている。逆転を許してしまった背景にはいったい何があるのだろうか。 - 「回転しない寿司」路線から6年 元気寿司が思い知った“意外な効果”
大手すしチェーンの元気寿司が「脱・回転」路線を打ち出している。回転レーンをやめて、注文された商品のみを特急レーンで提供。国内の152店のうち122店を「脱・回転」させた結果、思わぬ効果が生まれた。 - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - 回転すしの厨房はどうなっている? くら寿司で働く若きリーダーに見せてもらった
大手回転すしチェーンは安くてうまいすしを迅速に提供することで成長を続けてきたが、そのビジネスを支える厨房はどのようになっているのだろうか。くら寿司の新店オープンを次々と手掛ける若きリーダーに話を聞いた。 - 「なぜ売れるか分からない」 ドンキ化したファミマの人気商品に幹部が困惑
ドン・キホーテのノウハウを取り入れた共同実験店が6月にオープンした。店舗の売れ筋商品を分析したところ、ある商品が上位に食い込んだ。ファミマの幹部は「なぜ売れるのか分からない」と原因を分析しきれていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.