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コインチェック、新規仮想通貨Qtumを3月12日から取り扱い開始
コインチェックは新たな仮想通貨としてQtum(クアンタム)の取り扱いを3月12日から始める。国内の取引所としては初めて。これにより、同社の取り扱い仮想通貨は12種類となる。
コインチェックは新たな仮想通貨としてQtum(クアンタム)の取り扱いを3月12日から始めると発表した。国内の取引所としては初めて。これにより、同社の取り扱い仮想通貨は12種類となる。
Qtumは、2016年12月にオープンソースブロックチェーンプロジェクトとして開発された仮想通貨。コンセンサス・アルゴリズムには、保有量に基づいて取引承認を行うProof of Stakeを採用している。ビットコインで用いられている安全性の高い残高確認方式を採用しつつ、イーサリアムのスマートコントラクトを実装でき、メジャーな両通貨の長所を併せ持つといわれている。
Qtumの時価総額は3月6日時点で、2億1700万ドル(CoinMarketCapによる)となっており、全仮想通貨の中で36位。
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