テレワークで浮いた時間、どうする? 誰にも文句を言わせない「サボり方」を伝授する:ためになる「サボり方」講座(1/5 ページ)
働き方改革、新型コロナウイルスの影響もあり、ようやく浸透し始めたかに見えるテレワーク。「サボれる」と思う人も、部下に「サボられる」と思う人もいるのでは。企業の現場に入って目標を絶対達成させるコンサルタント、横山信弘氏がどこにも角が立たない「サボり方」を伝授する
「テレワーク」という概念を初めて耳にしたとき、私がすぐに思い浮かんだフレーズは「サボれる」だった。当然だろう。上司も同僚も近くにいないのだ。
現在は新型コロナの影響で「在宅勤務」をするビジネスパーソンが急増しているが、テレワークとは元来、「テレ=離れた場所」と「ワーク=働く」を足した造語。インターネットを活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方そのものを指している。だから「テレワーク=在宅勤務」ではなく、移動中や、カフェ、サテライトオフィスでの仕事も「テレワーク」と呼ぶ。
いずれにしても、近くに会社の人が誰もいない可能性が高いのがテレワークなのだから、「サボる」には、最適な環境である。そのことだけは間違いない。
【7時間】の就業時間中、仕事した時間が【6時間】で、ゲームしていた時間が【1時間】なら、【1時間】サボったことになる。こんなことをオフィス勤務でしていたら「君は1時間近くもゲームしていただろう! サボってんじゃないよ」と上司に叱られる。
しかし、在宅勤務だと、サボっている姿を目にすることは難しい。従って、ちょっと仕事をしてから【30分】ゲームしたり、【15分】かけてコンビニに出掛けて雑誌の立ち読みしても、【40分】ほど気になるテレビ番組や海外ドラマを観ながら仕事をしていても、分からないのである。幼い子どもがいれば【20分】遊ぶこともできるし、【15分】ぐらいポテトチップスを食べながらファッション雑誌を眺めることもできる。
たとえサボっている間に電話がかかってきても「トイレに行ってました」と言えば、バレないだろう。
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