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すき家と松屋は3月のコロナショックに耐えられたのか? 速報値が公開:外出自粛要請で逆風(2/2 ページ)
3月はコロナショックが外食チェーンを襲った。大手外食チェーンのすき家と松屋の速報値が公開された。どの程度影響を受けたのか。
松屋はどうだった?
松屋の既存店売上高は94.7%(対前年同月比)、客数は91.5%(同)、客単価は103.6%(同)だった。すき家と同様に19年4月から毎月のように既存店売上高や客数が前年同月を上回っていたが、3月は大きく落ち込んだ。
広報担当者によると、外出自粛要請を受けて客数が減ったことが大きく響いたという。テークアウトの需要は増えたが、マイナスを補えるほどではなかった。ただ、総じて「想定よりは悪くない」(広報担当者)という印象のようだ。
松屋は3月に「カチャトーラ定食」と「ガリたま牛めし」を相次いで投入した。また、「カルビ焼肉定食」と「豚肩ロースの生姜焼定食」を持ち帰り限定で500円(税込)で提供した。こういった施策はプラス要因に働いたようだ。
総じて日常的に利用される大手牛丼チェーンは、居酒屋チェーンなどと比べると大きな影響は受けていないようだ。今後公開される吉野家の実績に注目が集まる。
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