調査リポート
在宅勤務で「仕事のストレス減った」が半数 「成果が上がった」人も多い?:9割が「通常時も可能」(2/2 ページ)
ビッグローブが発表した「在宅勤務に関する意識調査」によると、在宅勤務によって「仕事のストレスが減った」という回答が5割を超えた。仕事の成果が出るようになった人は3割強だった。
「通常時でもリモートワーク可能」は約9割
新型コロナウイルス対策として広がった在宅勤務は、今後も定着するだろうか。会社から在宅勤務の指示が出ている人に対して、「通常時でも在宅勤務などのリモートワークが可能だと思ったか」を質問したところ、「そう思う」が40.5%、「ややそう思う」が48.2%となり、9割近くが通常時でも在宅勤務ができると感じていた。
一方、在宅勤務をしてみて、業務内容によっては「出社する必要がある」と感じることもあるだろう。そういったタイミングについて質問すると(複数回答)、「社外の打ち合わせ(来客)」が43.4%で最多だった。「社内の案件打ち合わせ」(38.8%)、「社内の定例会議」(29.2%)、「請求書や契約書などの事務処理」(27.7%)、「個人情報を扱う業務をする時」(21.5%)と続いた。
調査は3月13〜15日にインターネットで実施。会社で在宅勤務が認められ、直近3週間で週に1日以上在宅勤務をしている全国の20〜60代1000人が回答した。
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