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トヨタがマスクの生産に着手 グループの“自給自足”で品薄状態の解消に協力:医療機関への支援も実施(2/2 ページ)
トヨタ自動車がグループ各社と協力して医療機関への支援を行う。自社生産で使うマスクの“自給自足”もおこなう。品薄状態が解消されるようにするため。
マスクの自給自足
マスクが慢性的に不足していることを踏まえ、グループ内の生産活動で必要になるマスクの自給自足も進める。市場からの調達量を減らすことで、マスク不足の緩和に少しでも寄与する狙いがある。
グループのデンソーでは、4月中の生産開始を目指し試作品の生産に着手。軌道に乗れば1日当たり10万枚の量産が可能になる見通しだという。
トヨタ紡織は4月上旬から自社工場でマスクを1日当たり1500枚生産する。5月以降は1日当たり1.2万枚の生産を目指す。
マスクの自社生産はアイシン精機、ダイハツ工業、日野自動車などでも検討しているという。
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