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自粛要請に振り回される「3密4業態」 ライブハウスやナイトクラブの“悲痛な声”に迫る:長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/6 ページ)
新型コロナの感染拡大で夜の飲食店などが苦境。現場からはどのような声が聞こえるのか。取材の結果は。
ビッグエコーやまねきねこの対応
ざっと主要なカラオケチェーンの対応を見ていこう。
第一興商の運営する「ビッグエコー」では、緊急事態宣言の対象となった7都府県の311店舗は5月6日まで、それ以外の237店舗は4月26日までが休業期間。
コシダカの運営する「カラオケ まねきねこ」なども、7都府県の213店舗が4月8日午前0時〜5月7日午前9時まで休業中。群馬県の24店舗も、県の「外出自粛要請」を鑑みて4月9日午前0時〜27日午前9時まで休業する。
それ以前にも、4月3日午前6時〜4月13日午前9時まで、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、愛知県の201店舗で休業に入っていた。つまり、4月13日午前9時に、京都府、奈良県、愛知県の店舗は営業再開となる。1都3県の182店舗は、3月28日午前6時〜30日午前9時まで休業していた。
シン・コーポレーションの運営する「カラオケバンバン」も、4月10〜26日に臨時休業する。
西日本エリアに強い、TOAIの運営する「ジャンボカラオケ広場」も、4月2日から休業。大阪府、兵庫県、福岡県の121店舗は5月6日まで。それ以外の67店舗は4月26日までとなっている。
首都圏で展開するクリアックスの運営する「カラオケルーム 歌広場」も、全店で4月2日午前6時から休業に入っている。4月13日午前11時から再開予定だったが、期間を延長した。再開は5月7日午前11時となっている。
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