コラム
オフィスと自宅、結局どっちが効率的な“職場”なのか 重要なのは「タスク管理」:5つの種類にタスクを細分化(3/4 ページ)
新型コロナウイルスの感染拡大で増える在宅勤務。多くの人が気になっているのが「オフィスと自宅、どっちが効率的なのか」という点だろう。経営コンサルタントの横山信弘氏は、自宅の方が効率的に働くことができるとしたうえで、「タスク管理」をしっかり行えば、2日分の仕事を1日でこなすことも可能だと指摘する。
2日分のタスクを仕分けする
2日分のタスクを書き出したら、次の5つに仕分けしよう。
(1)絶対にやるべきタスク
(2)やるべきタスク
(3)やりたいタスク
(4)やらなくてもいいタスク
(5)他の誰かに任せられるタスク
ここからが、“勇気”の要るプロセスだ。5つに仕分けをしたら「絶対にやるべきタスク」だけを残す。「絶対にやるべきタスク」以外は消す(もしくは黒ペンなどで塗りつぶす)。
これ以降、「絶対にやるべきタスク」以外は一切目に入らないようにすることが大事だ。次に、「絶対にやるべきタスク」として残ったそれぞれの処理時間を見積もり、「大きなタスク → 小さなタスク」の順番でスケジューリングしていこう。
例えば……
- 1〜2時間かかるタスク
- 10〜30分かかるタスク
- 1〜2分で終わるタスク
この順番で処理しようとすると、大きなタスクが終わったころに、気分転換に1〜2分で終わるタスクを片付けようと思い付くはずだ。間違っても、その逆をしようとしてはならない(そもそも、1〜2分のタスクが終わったあと、気分転換にと1〜2時間もかかるようなタスクをしようなどとは思わないだろう)。
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