ニュース
資生堂が消毒液の生産を開始 国内4工場で月10万リットル、医療機関向け
資生堂は15日、国内4工場で手指消毒液の生産を開始すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての対応で、国内4工場で月10万リットル(20万本)を生産する。
資生堂は15日、国内4工場で手指消毒液の生産を開始すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての対応で、国内4工場で月10万リットル(20万本)を生産する。
同社は独自に手荒れに配慮した手指消毒液(厚生労働省から承認を受けた指定医薬部外品)を新たに開発し、17日に那須工場(栃木県大田原市)で生産を始める。5月以降、大阪工場(大阪市)、掛川工場(静岡県掛川市)、久喜工場(埼玉県久喜市)でも生産を開始し、医療機関などを中心に毎月10万リットルを供給していく予定だ。
資生堂は国外においても、消毒液を生産している。フランスでは、バル・ド・ロワール工場(オルレアン市)において、週に約2万本の消毒液を生産し、医療機関へ提供。米国でも、イーストウィンザー工場(ニュージャージー州)で、初回生産8.5万本の消毒液を医療機関へ提供している。
関連記事
- マスク在庫の次はアルコール消毒液、通販サイトで値段が安い順に表示
アプリ開発などを行うアスツールは、マスクの在庫や価格を検索できるWebサイト「マスク在庫速報」の検索対応商品に、アルコール消毒液を追加した。それにあわせ、サービス名称を「在庫速報.com」へと変更した。 - 高知県の菊水酒造、消毒用アルコールと同じ度数の「アルコール77」を発売
日本酒や焼酎、リキュール、ラム酒などを製造する菊水酒造(高知県安芸市)は、アルコール度数77度の高濃度スピリッツ「アルコール77」の製造を開始することを発表した。関係省庁の指導のもと、4月10日から出荷を開始する。希望小売価格は1本1200円(税別)。 - 茨城の酒造メーカー明利酒類が、消毒液と同濃度のアルコール「メイリの65%」発売
日本酒、梅酒などを製造する酒造メーカーの明利酒類は、アルコール度数65%のウォッカ「メイリの65%」を4月6日夜から同社のオンラインショップで発売した。価格は1本360ミリリットルで、1000円(税別)。3本、6本、12本、20本という単位で購入できる。 - マスク、エタノール、アルコールの在庫情報と最安値を探せるWebサイトが公開 大手通販サイトを比較
動画制作などを手掛けるInSync(大阪市)は、自社の運営する価格比較・レビューサイト「ショップリー」において、新型コロナウイルスの感染症対策グッズを簡単に見つけられ、かつ最安値で購入できるようにするためのWebサイトを開設。特集ページでは、マスク、無水エタノール、アルコール関連グッズの在庫情報と価格を毎日更新。ユーザーは最新情報の中から価格を比較することや、最安値の商品を探すことが可能だ。 - マスクなどの通販在庫や最安値を探せる「ショップリー」に新機能追加 感染者情報をインフォグラフィックで表示
動画制作などを手掛けるInSync(大阪市)は、自社が運営する価格比較・レビューサイト「ショップリー」に、国内の新型コロナウイルス感染者情報をインフォグラフィックにした。厚生労働省の公開するデータをもとに、国内感染者数の推移がひと目で分かるよう視覚的に表現している。 - イオングループのコックス、洗える布マスク「やわマスク」を発売 4月下旬から発送
イオングループのコックス(東京都中央区)は、洗って繰り返し使える布マスク「やわマスク」の予約販売を開始した。 - マスクの1枚あたりの価格と納期を比較できる「マスク在庫価格ランキング」登場
Webサービスの企画運営を行うTeams TOKYO(東京都港区)は、マスク1枚当たりの価格比較と発送までの日数をリスト表示できるWebサイト「マスク在庫価格ランキング」を公開した。「マスク在庫価格ランキング」では、Amazonと楽天市場から在庫のある商品をピックアップ。1枚当たりの価格を計算し、価格の安い順でランキング表示する。また、各ショップごとの発送までの日数を表示し、利用者がいつごろ入手できるかが分かるようになっている。 - ミキハウス、子ども用マスクを発売 50回洗っても効果が続く生地を採用
ミキハウスブランドを展開する三起商行は、抗菌・抗ウイルス加工生地を使用した子ども用ガーゼマスクを4月6日に発売した。対象年齢は2〜5歳で、色はピンクとブルーの2色から選べる。本体価格は、柄違い2枚入りで税別1800円。ミキハウス公式オンラインショップで購入できる。 - アイリスオーヤマが国内にマスク生産設備を導入 日本への供給能力を約8割引き上げ
アイリスオーヤマは同社の大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産を実施する。世界的な新型コロナウイルスの感染症問題の長期化に伴ってマスクの入手が困難な状況が続いていることから決定した。政府は3月中に月6億枚のマスク確保を目標に掲げ、各企業に供給量の増加を要請している。同社もこれに応じ、補助金の対象になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.