ニュース
休業している飲食店の従業員をドンキで雇用 「短期」「週払い」可能な就労支援:生鮮食品や総菜を扱う店舗で
ドンキ運営会社が新型コロナ関連の支援策を実施。休業している飲食店の従業員が対象。生鮮食品や総菜を扱っている店舗でアルバイトスタッフとして採用。
「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は4月28日、新型コロナウイルスの影響を受けて営業自粛または休業をしている飲食店の従業員を対象に就労支援を行うと発表した。
働く店舗は、生鮮食品や総菜を取り扱っている全国のドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテUNY、アピタ、ピアゴ。飲食店での経験を生かしてもらうとともに、就労の機会を提供することで生活基盤の確保を応援する狙いがある。
勤務形態はアルバイトスタッフで、短期の就労や給料の週払いにも対応する。勤務地は応募者が住んでいる場所の近隣店舗になるという。業務内容はこれまでの経験やスキルに応じて決まる。
大手スーパーの西友は3月から約3000人の緊急採用を実施しており「勤務先が閉鎖になった、あるいは入社ができなくなったという方々の応募を歓迎しております」としている。
関連記事
- 「なぜ売れるか分からない」 ドンキ化したファミマの人気商品に幹部が困惑
ドン・キホーテのノウハウを取り入れた共同実験店が6月にオープンした。店舗の売れ筋商品を分析したところ、ある商品が上位に食い込んだ。ファミマの幹部は「なぜ売れるのか分からない」と原因を分析しきれていない。 - ドンキとユニーの新業態店 「ほとんどドンキ」
MEGAドンキと総合スーパーユニーの両社の強みを融合させた新業態店舗が発表されたが、多くの部分ではドンキ流が貫かれていた。 - スーパーの「アピタ」と「ピアゴ」がどんどん“ドンキ化” 一方で住民から不安の声も
スーパーの「アピタ」と「ピアゴ」が“ドンキ化”している。運営会社は2022年をめどに、約100店舗を業態転換する方針だ。その一方で、生まれ変わる予定のアピタ岐阜店の周辺住民からは不安の声が出ている。 - アピタ・ピアゴを“ドンキ化”したら周囲のアピタ・ピアゴが売り上げ増の謎
「ドン・キホーテ」運営会社の子会社となったユニー。ユニーが運営するアピタやピアゴがどんどん“ドンキ化”している。ある店舗を業態転換したところ、周囲の既存店の売り上げが増える傾向が強まっている。 - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.