「沖縄 旅行」、SNSで「ネガティブ」感情広がる:街はがらん(3/5 ページ)
新型コロナの影響で、沖縄の街はがらんとしている。自粛の効果は出ているようだが、“旅行”関連で盛り上がりを見せているのがSNSだ。どんな書き込みが多いのかというと……。
ネガティブと連動した「#自粛無視」
27日の「ネガティブ」ツイートはどのような内容なのか。
6万以上(4月29日時点)のリツイートがあったのは「サーフィンじゃコロナ感染しないのに、なぜビーチ閉鎖してるの? 風もある。太陽も出てる。海水に浸かる。なぜ禁止?」の質問に答えるサイトにつながったリンクが貼り付けられていた投稿だった。
もう一つ目立ったのが「#自粛無視」が盛り込まれたツイートだ。「#自粛無視」は27日、東京のトレンド2位にも入ったパワーワードだ。
「#自粛無視」はどこから
元々、「自粛無視」という言葉は休業要請の対象に入っているにも関わらず営業を続けるパチンコ店やサーフィンに出かけた人などに対して使われていたが、ツイート数は1日あたり100〜300件程度。爆発的な広まりはなかった。
「#自粛無視」が盛り上がり始めたのは、トレンド入りの前日。
26日午後8時56分、ネットメディア「ENCOUNT」がヤフーニュースに玉城知事のツイートを取り上げた記事を配信。
タイトルは「自粛無視してGW沖縄に6万人…玉城デニー知事「どうかキャンセルして」」だ。
【ENCOUNTが配信した記事】
https://encount.press/archives/42502/
記事配信から1時間がたった午後10時、「自粛無視」に関するツイートは44件だったものの、記事以外の自粛を呼び掛けるツイッターにも盛り込まれ、翌27日午前6時に1383件に伸びた。
翌27日午前8時、「#自粛無視」が東京のトレンド2位に。玉城知事が投稿したツイートには「自粛無視」というワードはなかったものの、ネットメディアが「自粛無視」を使ったことと、トレンドに入ったツイートが同じ時間から急激に伸びたことが、このニュースタイトルが広まった要因とみられる。
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