ニュース
ハイボールに適した「いいちこ」が登場 若い世代や焼酎初心者がターゲット:パッケージデザインも工夫
麦焼酎の「いいちこ」を製造する三和酒類(大分県宇佐市)が新商品を発売。ハイボールに適した「iichiko NEO(いいちこネオ)」。主力商品のいいちこを飲んだことのない層を狙う。
麦焼酎の「いいちこ」を製造する三和酒類(大分県宇佐市)は7月15日、ハイボールのための焼酎「iichiko NEO(いいちこネオ)」を発売した。内容量は500ミリリットルで、希望小売価格は税別696円。アルコール度数は25%となっている。
いいちこネオは、同社の主力商品であるいいちこを飲む機会の少ない若い世代や焼酎初心者をターゲットにした商品。炭酸割りに適したオリジナル酵母を使用しており、さっぱりとした味わいとほのかに香るフルーティーさが特徴だという。また、若い世代が手に取りやすいよう、パッケージを爽やかでカラフルなデザインにした。
割り剤として、ソーダ、ジンジャエール、エナジードリンクといった炭酸系飲料だけでなく、レモンティー、スムージー、アーモンドミルクなども提案している。
いいちこは1979年に生まれた商品で、三和酒類によると現在では世界30カ国以上で消費されているという。
関連記事
- 若者に人気のレモンサワーが“第2のハイボール”になりそうな3つの理由
レモンサワーが若者を中心に受けている。メーカーや飲食店もこぞって新商品を投入しているが、単なるブームに終わらず、“第2のハイボール”としての地位を確立できるか。 - 僕らのヒーローだったジャッキー・チェンが、世界で嫌われまくっている理由
香港アクション映画の象徴的存在、ジャッキー・チェンのイメージダウンが止まらない。隠し子である「娘」の振る舞いや、自伝で語られた「ダメ人間」ぶりなどが欧米やアジアで話題になっている。私たちのヒーローだったジャッキーに何が起きているのか。 - ミニストップ「おにぎり100円」がもたらした“意外な変化”
ミニストップが7月に始めた「おにぎり100円」施策。主力商品のおにぎりを最大30円値下げした。開始から3カ月がたち、効果はどれほど出ているのか。また、“100円”という値決めは成功なのか。狙いや現状について聞くと、意外な変化も見えてきた。 - スーパーでよく聞く「ポポーポポポポ」 18年たっても愛される理由
スーパーの売り場などでよく聞く「ポポーポポポポ」という曲。それを流しているのは「呼び込み君」という小型の機器だ。2000年に発売され、18年目を迎える呼び込み君が使われ続けるのはなぜか。製造販売する群馬電機に聞いた。 - セブンティーンアイスが大躍進 34年で激変した自販機の“設置戦略”
自動販売機で売られているセブンティーンアイス。自販機の設置台数が過去最高を更新している。成長を可能にしたのは時代の変化にあわせた“設置戦略”だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.